vol-006|プロセスこそが宝」と言い聞かせながらも、結果を求めてしまう自分がいる

「プロセスこそが宝」—— これは、中学受験を始めたときに、自分に言い聞かせた言葉でした。

「この経験がきっと、息子の人生の糧になる」 「受験の結果より、大切なものがある」

そう信じて、そう思い込もうとしていました。

でも、現実は厳しかった。

テストの点数が悪いと、不安になる。 偏差値が思うように上がらないと、焦る。 周囲の子が結果を出していると、羨ましくなる。

心のどこかで、「結果」への欲が顔を出すのです。

「志望校に受からなかったらどうしよう」 「この努力が報われなかったらどうなる?」

“プロセスこそが宝”と唱える一方で、 結果を強く求めるもう一人の自分が、心の中に確かにいました。

そんな自分に、落ち込んだこともあります。 「私、結局、点数に縛られてるじゃないか」って。

でもあるとき、気づいたんです。

——それでもいい。

親だって、結果が欲しいと思っていい。

だってそれは、「この子に報われてほしい」という願いの裏返しだから。 それは、親として自然なこと。

だからこそ、自分を責めず、結果を求める気持ちとも、うまく付き合っていこうと思いました。

プロセスは宝。 でも、その宝が“合格”という形で結ばれることを、 私たちはやっぱり、どこかで願っている。

——それが、親心というものなのかもしれません。

——(完)

※この記事は、MKリアルブログ連載「中学受験、父と息子の365日戦記」の第1話に対応したメッセージです。
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