vol-033|「成績」より「姿勢」が変わった──そのとき、親ができること
中学受験に向かう日々で、わが子が見せたある変化に気づいたことがあります。
それは、点数や順位ではなく──
「姿勢」が、少しずつ変わってきたこと。
塾から帰ってきたあと、自分から間違えた問題をもう一度解き直すようになった。
授業で習った内容を、得意げに説明してくれるようになった。
週末の勉強時間が少しだけ長くなった。
そんな、ささやかな“変化の兆し”。
「すごいね」と褒めたいけれど、もしかしたら声をかけるタイミングを間違えたら、その芽を摘んでしまうかもしれない。
「ちゃんと見てるよ」というメッセージを、どう伝えたらいいんだろう──。
親の側もまた、試されているような気がする瞬間があります。
変化は、いつだって静かに訪れます。
目を凝らしていないと見逃してしまいそうなほど、静かに。
だけどその小さな変化こそが、やがて自信となり、行動となり、前に進む力になるのだと思います。
だからこそ、「成績」ではなく「姿勢」の変化に気づけたときこそが、いちばん嬉しいのかもしれません。
あなたのお子さんにも、そんな瞬間が訪れることを願っています。
そのとき、どうかやさしく、見守ってあげてくださいね。
このお話は、「中学受験365日戦記」第7話と連動しています。
あわせてお読みいただけると、きっと共感していただけることがあると思います。
息子の成績・宿題・感情…実際の家庭で起こったリアルな記録はこちら👇
👉 中学受験、父と子の365日戦記|第7話を読む
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