vol-004|口出ししたくなる。でも、私は言わないと決めた日
テストで思うような点が取れないと、つい口出ししたくなってしまう。
「もっと集中して」 「ちゃんとやってるの?」 「今日はどこまでやったの?」
どれも“正論”ではあるのだけれど、言えば言うほど、親子の間に見えない壁ができていくような気がする——
中学受験が始まったばかりのある日。 私はその壁の存在に、ふと気がつきました。
テストの点数が低くても、本人なりに頑張っている。 ただ、不器用なだけ。慣れていないだけ。 その姿を前に、私は「言いたいことを飲み込む」という選択をしました。
親は、応援者であればいい。 アドバイザーじゃなくていい。
その夜、私は息子と一緒に、ただ静かに立体四目をして遊びました。 勉強の話は一切せずに——
2戦2敗。負けたのは私。 でも、勝負よりも、なによりも、 この時間を共有できたことが、かけがえのない“支え”になったのです。
子どもに「こうしてほしい」と思う気持ちは自然なこと。 でも、その気持ちを手放すことで、見える景色もある。
あの日の自分の選択は、間違っていなかったと今は思います。
——(完)
※この記事は、MKリアルブログ連載「中学受験、父と息子の365日戦記」の第1話に対応したメッセージです。
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