vol-022|中学受験が「親としての自分」を育ててくれている
中学受験の渦中にいると、つい忘れてしまいそうになるのですが……
この時間を通じて、育っているのは、子どもだけではないのかもしれません。
むしろ、いま育てられているのは「親としての自分」なのかもしれないと、ふと感じることがあります。
たとえば、子どもに「復習したの?」と聞きたくなるとき。
思わず「また同じミスしてるよ」と口に出そうになるとき。
以前の自分だったら、迷いなく言っていたかもしれません。
でも今は、その言葉をいったん飲み込んで、少しだけ待ってみよう、そう思えるようになった気がします。
もちろん、まだまだ未熟で、感情が先に出てしまう日もあります。
「なぜ分かってくれないの?」と心の中で叫びたくなる夜もあります。
でもそれでも、ほんの少しずつですが、自分の中に“変化”を感じられるようになってきました。
子どもを支えるつもりで始めた中学受験。
気がつけば、こちらもまた、鍛えられ、問い直され、育てられているのです。
あなたも、そんなふうに感じたことはありませんか?
子どもとともに過ごすこの時間が、
いつかきっと「親であるあなた」を、静かに、そして確かに、形づくっていく——
私は、そんなふうに思っています。
このお話は、「中学受験365日戦記」第4話と連動しています。
あわせてお読みいただけると、きっと共感していただけることがあると思います。
息子の成績・宿題・感情…実際の家庭で起こったリアルな記録はこちら👇
👉 中学受験、父と子の365日戦記|第4話を読む
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