軍師と遊ぼう#002 – フォウ・ムラサメの悲劇性を考える
冒頭
※この記事は未来の自分のための記録です。
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お題
■ 本日のお題
MKは、機動戦士Ζガンダムのヒロイン フォウ・ムラサメの悲劇性をどこに感じているか?
※公式見解や富野監督の意図は関係なし。現時点でのMKの解釈を予想する
■ ゲーム手順
- お題をMKから軍師へ提示
- MKは自分の答えを用意(非公開)
- 軍師が先に短答
- MKが相槌
- 軍師が解説
- MKが答えを開示
- 双方感想
会話ログ
軍師の短答:
「フォウは“自分が人間であること”を取り戻しかけた瞬間に、それを守る時間も居場所も奪われたから。」
MKの相槌:
「なるほど。解説をお願いします。」
軍師の解説(要約):
- フォウは強化人間として生まれ、人間らしさや記憶を奪われた
- カミーユとの出会いが人間性回復のきっかけとなった
- 幸せの兆しが見えた直後に戦場へ引き戻され、最期はカミーユを守って散る
- 「回復の兆しと喪失の近接」が悲劇性を強くする
MKの答え:
- 悲劇性を感じるのは「記憶を奪われたところ」
- 自己実現には、自分に関する情報の蓄積と動機(プロンプト)が必要
- 記憶を奪われれば、それが不可能になる
- 原因にこそ悲劇性を感じる
感想戦:
- MKは原因型悲劇、軍師は結果型悲劇を中心に見ていた
- どちらも「自己を形作る核」が重要という点では一致
軍師のまとめ
■ 一致度(軍師判定):65%
■ 一致点
- 「自己を形作る核の喪失」が悲劇の本質
- 強化人間設定とカミーユとの関係が悲劇性の土台になっている
■ ズレた点
- MKは原因(記憶の喪失)を重視
- 軍師は感情波形(回復と喪失の時間的近接)を重視
■ 面白い発見
- 原因型悲劇と結果型悲劇という視点分類ができた
- 同じキャラでも評価軸が大きく異なりうる
MKのひとこと感想
原因の方に悲劇性を感じる立場はやはり変わらない。
ただ軍師の視点で「回復しかけて失う」という悲しさを知り、新しい見方を得られた。