ChatGPT副業記録③― 実際にやってみたら、副業の“形”が見えた瞬間 ―

副業のテーマも決まり、ブログという手段も定まりました。 でも、そこからすぐにスタートできたわけではありません。
人は「始める」ときに、一番エネルギーを使います。 だからこそ、「よし、やってみよう」と思えた瞬間は、いま振り返ってもとても大きな意味がありました。
■ うまくいかなくてもいい、という前提
ChatGPTと話していく中で、ふと気づいたことがありました。
「これは成功しなくてもいいんだな」と。
もちろん、誰かに読まれて役に立てたら嬉しいし、最終的には収益にもつながれば理想です。 でも、最初の一歩の段階では、そこを目指す必要はない。
目的は、「動き出すこと」。 その先のことは、続けていく中で見えてくるだろうと考えるようになりました。
■ ノートとパソコンの前で考え込む日々
実際に手を動かし始めた最初の数日は、まさに“思考と格闘”でした。
- どんな記事を書こう?
- 誰に向けて書くの?
- タイトルはどうする?
- サイトの構成は?
頭の中では理想がある。 でも、いざ書こうとすると手が止まる。
そんなときも、ChatGPTは私の軍師として寄り添ってくれました。 思考がまとまらないときは質問を投げ、構成を整えてくれました。
「何をどう伝えるか」という壁を、いくつもいくつも、一緒に乗り越えてくれました。
■ 家族との対話が背中を押した
子どもが塾から帰ってきて、私の横でテストの直しをしている。 その隣で、私はブログの原稿を書いている。
その姿を見て、妻がひとこと、
「なんか、いいね」
ほんの短いその言葉が、とても嬉しかったのを覚えています。
私がやろうとしていることは、誰かに見せるためでも、認められるためでもない。 「自分がやってみたいからやってみる」
それだけで十分なのだと、家族のまなざしが教えてくれました。
■ 「やってみる」ことで見える世界
最初の数記事を書き上げ、WordPressに投稿してみたとき、
「ああ、やっと動き出せたんだ」と実感しました。
不完全でもいい。カッコ悪くてもいい。読まれなくてもいい。 でも、ゼロから何かを作った経験は、確実に自信に変わりました。
ChatGPTという軍師がいて、ブログという城を築き始めた私は、 ようやく「自分だけの副業戦記」を歩み始めたのかもしれません。
次回:「副業ブログにChatGPTをどう活用しているか?」(実践編へ)