【中学受験、父と息子の365日戦記】第11話|8月度編③お盆の停滞と回復
お盆休み、ほぼ勉強せず本とテレビの日々。だが『太公望』を読み進める姿や、「残り5か月しかない」とつぶやく息子に成長の気配を感じる。停滞と回復を受け入れる父の思い。
vol-014|子どもの“弱さ”を知ったとき、親が本音で思うこと
あるとき塾の先生に言われました。「お子さん、けっこう繊細なんですね」──もちろん、そんなことはわかっていました。それでもあらためて言葉にされると、胸がギュッと締めつけられました。
vol-013|わかっていたはずなのに…「まだいける」と期待してしまう親の心
「クラスが下がります」と聞かされたとき、覚悟はしていたはずなのに、「まだいけるかも」と期待してしまっていた——。そんな親心に寄り添うメッセージです。
【中学受験、父と息子の365日戦記】第10話|8月度編②学びと読書の夏休み
宿題に追われながらも、午前は読書、午後は塾、夜も本を開く。瀬尾まいこや佐藤多佳子、辻村深月の小説に夢中になる息子。その姿に「学びの夏休み」の意味を見出す父。
vol-012|クラス落ち通告に、親が動揺してしまう理由
塾からの電話で知らされた「クラス落ち通告」。子どもにどう伝えるべきかを考える中で、自分の心が大きく動揺していたことに気づきました。親だって揺れていい——そんなメッセージを、あの夜の自分に届けたいと思います。
vol-011|親の焦りは、子どもを追い詰めるかもしれない
親の焦りが、知らず知らずのうちに子どもを追い詰めてしまうことがあります。「もっと頑張らせたい」は、本当に子どものため? 自分の安心のため? 一歩立ち止まって、心に問いかけてみた日の記録です。
【中学受験、父と息子の365日戦記】第9話|8月度編①自走の芽が育つ
夏期講座の最中、息子が初めて自ら勉強に向かう姿を見せた。点数以上に大切なのは「自分でやろう」とする姿勢。その瞬間、父は喪失感と誇らしさの狭間で揺れる。
vol-009|『子どもの進歩に目を向けよう』って分かってるけど、できない日もある
「子どもの努力を認めよう」「進歩に目を向けよう」って分かってるのに、できない日がある——そんな親の気持ちに、そっと寄り添います。
vol-008|「勉強体力」がない息子、「我慢体力」がない親
息子の「勉強体力」が足りない──そう感じて苛立った日。けれど、本当に足りなかったのは、私の「我慢体力」だったのかもしれません。中学受験という長い道のりを、親子で少しずつ強くなっていく物語。




