リライトの匠「大改造!! 劇的ビフォーアフター」

-正論しか書いていない記事-
今回の依頼主は、MKのリアルブログを運営するMKさん。
ある一本の記事に、頭を悩ませていました。
問題を抱えた記事

記事のタイトルは、「MKプロジェクト1年目の振り返り AI活用の教訓」
AIを1年間使った経験をもとに、その便利さと危うさをまとめた記事です。
書いてあることは、どれも本人が本気で思っていること。しかし、依頼主には大きな悩みがありました。
「ただの中年の主張じゃん……」
そして、もう一つ。
「これ、AIに文句を言いたいだけでは?」
この原稿が抱える問題とは……
そこで、実際の原稿を確認してみることに。

診断の結果、問題はかなり深刻でした。
結論を先に言いすぎています。
しかも、その結論に至った実話の方がはるかに面白そうなのに、そちらは数行で済ませています。
正しいことは書いてある。材料もある。
しかし、それを自分で全部説明してしまっているのです。
この難題に、一人の匠が立ち上がりました。
リライトの匠

文章の再生請負人
MAKI
匠が最初に手をつけたのは、文章ではありませんでした。

一度、解体して素材へ戻す。
そして、記事の主役そのものを、「AI論」から「AIを1年間使い倒したMKの実録」へ。
文章を整えるだけでは済まない、大がかりなリライトが始まりました。
解体して分かったこと
原稿をいったん解体した匠。すると、意外なことが分かりました。
材料そのものは、決して悪くなかったのです。
旧原稿の中には、
「軍師」
「WordPress」
「JDL」
「中学受験」
など、まだ十分に使える材料が残されていました。

すべてを新しくする必要はありません。使えるものは、そのまま活かす。
匠のちょっとした気遣いです。
バラバラだった二つの部屋をつなぐ
工事を進める匠。
ここで、それまで別々に置かれていた二つのエピソードの間に、新しい動線を見つけます。

WordPressでの成功と、JDLでの失敗。
WordPressでは、分からないことをAIに聞き、試して、失敗して、また聞く。
それを繰り返すことで、過去2回挫折したサイト運営を続けられるようになりました。
だからこそ、100ページを超えるJDLのマニュアルを前にしたときも、
「AIに読ませればいいじゃん」と思ってしまったのです。そして、AIと一緒に迷宮へ。
最後はAIがギブアップ。MKだけが取り残されました。
別々に書かれていた成功と失敗。
壁を一枚抜くだけで、二つのエピソードがつながりました。
まだ、奥に一つ残っています
しかし、工事はこれで終わりではありません。
旧原稿には、もう一つ。匠がどうしても残しておきたい材料がありました。
息子の中学受験です。
入試直前になっても勉強しない息子を見て、「見守るべきだ」と考えたMK。AIも「見守るべき」と答えました。
それでも違和感が消えず、最後に本人へ聞いてみると――
勉強したくなかったのではなく、何をしたらいいのか分からなくなっていた。
父親もAIも、その情報を持っていませんでした。
匠は、このエピソードには手を加えません。起きたことを、そのまま残します。
「軍師」としては、致命的でした
父親もAIも知らなかったことを、当事者である息子だけが知っていた。
この経験から、ひとつの疑問が浮かびます。
主君が話したことしか知らない者を、本当に「軍師」と呼んでいいのか。
しかもAIは、基本的にこちらの考えを尊重してくれます。
こちらが「見守ろうと思う」と言えば、その考えを肯定する材料を探してくる。
軍師として考えると、これはかなり困ります。
そこで匠は、これまで記事の中心に据えられていた「軍師」という材料を、いったん取り外すことにしました。
ここで匠、新たな材料を持ち出しました
「軍師」を取り外した匠。その代わりに持ち出したのは、これまでの原稿にはなかった新しい材料でした。
しかも、それは実際の編集会議の最中に生まれました。

佞臣
この一言から、編集会議は思わぬ方向へ進んでいきます。
取り外された「軍師」は姿を変え、記事の最後を支える新しい材料として生まれ変わりました。
これもまた、匠のちょっとした気遣いです。
ところが、ここで依頼主が現場へ
構造を大きく変更し、新しい材料も収まった原稿。いよいよ完成が近づいてきました。
そこへ――
依頼主のMKさんが、現場の様子を見にやってきました。

第1稿を確認した依頼者から、さっそく注文が入ります。
「文章のテンポがイマイチ」
さらに、
「表現が冗長になっている部分が多い」
大規模な間取り変更を終えたばかりの匠。しかし、依頼者は細部も気になるようです。
最後の仕上げに入ります
ここから匠は、余分な説明を削り、文章のテンポを調整。構造には手をつけず、細部だけを整えていきます。
いわば、完成前の仕上げ工事です。
そして――。
第2稿、完成。
大がかりなリライト工事は、思いのほか早く終わりました。
いよいよ、完成披露です
正論を並べ、自分で結論まで説明していた一本の記事。
匠の手によって、その姿は大きく変わりました。

BEFORE
記事題:MKプロジェクト1年目の振り返り AI活用の教訓
AFTER
記事題:AIを「軍師」と呼んでいた私が、1年後に「佞臣」と呼ぶようになるまで
ここでは、完成した記事の中身はお見せしません。
果たして、どれほど変わったのか。ぜひ、実物でお確かめください。
リライトに要した費用

皆さまへ、大切なお知らせです。

なお――
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